Smile SUMMIT
栗林さみさんがパーソナリティーを務めるFMNACK5のラジオ番組。
9:00~12:30(月〜木)採れたての話題を取りそろえた【Smile MARKET】
3月9日のキーワードは「ザクッ」でした。
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私の大好きな「唐揚げ」の話題になり、由来についてさらっと、百人一首、そして川に流れるもみじいついて解説していたのでちょっと調べてみました。
ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
この歌は、百人一首の他に、古今和歌集、伊勢物語にも収録されています。意味は、「神の時代にも聞いたことがない!竜田川の水を(もみじが)あざやかな紅色にくくり染めにするとは!!!」在原業平が詠んだ歌とされます。古今和歌集には、「屏風に描かれた、竜田川に紅葉が流れている様子を題材に詠んだ歌」と但し書きがあります。しかし、伊勢物語には、「竜田川に出かけていって実際に景色を見て詠んだ歌」とも書かれています。どちらに一票ですかね?まった、古文の問題で枕詞(まくらことば)、二句切れ、倒置法なんかで出題されているので、ご存じの方も多いと思います。
ザクッ:竜田揚げの由来は。
奈良県北西部を流れる紅葉の名所、竜田川。川面(かわも)に浮かぶ紅葉からその名が付いたのが竜田揚げです。しょうゆベースが本道。要するに、しょうゆの「赤」と衣の「白」が川面ともみじの色彩を想起させるという説です。
竜田揚げと唐揚げの違いは?
竜田揚は、鶏肉で作るものだけでなく、ほかの肉類や魚を使うものもたくさんあります。味にくせがあったり、においがきつい食材を、おいしく食べるための調理法です。下味をつけて、片栗粉をまぶして揚げるものを、総称して竜田揚げと呼びます。一方、唐揚げは「唐(中国)」から江戸時代に伝来したそうで、今とは違い、豆腐を細かく切って揚げたものだったそうです。現代では、肉や魚に、何もつけずにそのまま揚げたものをベースとし、派生してにんにくやしょうがなどで下味をつけ、そ小麦粉(片栗粉でもOK)をまぶして油で揚げたものも同義です。境界線がなくなっているような感じですが、下味にしょうゆがあること、片栗粉をまぶして揚げたものを竜田揚げと定義しておけば間違いないですね。おいしく食べるためにいろいろな下味や粉を使い、オリジナルな揚げ物はまさに料理の進化です。
「ザクッ」エピソード作文集
番組ではザクザクエピソードを募集し、ザクザクといえばで盛り上がりました
チュロス・・・確かにザクザクする(笑)
ペヤングソース焼きそばの「かやく」のあとのせ・・・これは試さないと!
そこでザクザクエピソードを学校の作文風に書いてみました。(採点付き)
①私が初めてザクザク食感に出会ったのは、子供の頃に食べたポテトチップスでした。口に入れた瞬間、パリッとした食感と一緒に、じゃがいもの味わいが広がり、とても美味しかったのを覚えています。これは8点。理由は「パリッ」とが「ザクザク」感と濁音と半濁音によりイメージが合いません(笑)
②最近、私はサラダに入れるためにクルトンを手作りするようになりました。パンを小さく切ってオリーブオイルで焼き上げると、パリッとした食感が出来上がります。サラダに加えると、さっぱりした野菜との相性が抜群です。これは9点。①より上なのは、クルトンを嚙んだ時にはドレッシングが多少染み込んでもザクザク感はあるでしょう。うまし(笑)
③私のザクザク一押しはフライドチキン店で食べた唐揚げです。外はカリカリで中はジューシーで、ザクザクとした食感がクセになりました。この唐揚げが食べたくて、わざわざ店まで足を運ぶこともしばしばです。これは10点。ザクザクを2回用いていますが、抜くと文脈がおかしくなるのでギリ満点です。おいしさも伝わります。
おなかが空いてきますね。食事を楽しみに締めくくります。最後まで読んでいただきありがとうございました。韓国料理の記事は→コチラ