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映画「シン・仮面ライダー」観に行ってきました。感想と途中までネタバレあり。

写真AC提供

先日観てきましたシン・仮面ライダー。仮面ライダーを子どものときに見たのは東映の夏休みに戦隊ものと合わせて観に行った記憶があります。50周年ということで、12歳以上推奨の映画、豪華俳優ということもあり、どんな作品なのか楽しみにして映画館に足を運びました。

入場時に『イラストサインペーパー(色紙サイズ)仮面ライダー第2号ver.』をもらいました。真面目に登場人物としてキャストのサインが書いてあるので良い意味で笑えます。第4弾入場者特典は 『SHOCKER識別IDタグ』を数量限定で4/7(金)から配布だそうで、これも欲しいです。公式HPは→コチラ

あらすじ

サイクロン号(バイクかっこいい!)でトラックから逃げる本郷猛と緑川ルリ子。崖に転落し、クモオーグの手下にルリ子が捕まりかけたその時、仮面ライダーに変身した本郷が参上し、敵を倒しました。格闘シーンがエグイので、子どもが見られないのはよくわかりました。昔ならばバッタと人間の掛け合わせた超人は空想の世界でしたが、遺伝子レベルで操作できる現代では不可能ではなく、現実にやや寄ってきているなと思います。50年以上前に手掛けた石ノ森章太郎さんの発想はすごいなと思います。話を戻すと、本郷はプラーナの力で、敵を殺めたことに苦しみます。この恐ろしい力を与えたのは、ルリ子の父、緑川博士でした。彼が本郷を人体実験の被験者に選んだのです。人柄で選んだというところも主人公をより引き立てます。その後緑川親子はショッカー殲滅を計画し、組織を離れます。当然、組織は許さないわけで、がクモオーグ一味がやってきます。クモオーグの奇襲により博士は殺害されます。博士を殺されルリ子も連れ去られそうになった時、本郷は、葛藤をのりこえ、仮面ライダーとして逃げるクモオーグに立ち向かい、必殺「ライダーキック」で倒しました。バイクの進化、格闘シーンのビジュアルや音響、とにかく昔の仮面ライダーとは違い、大人の仮面ライダーとして物語にのめりこんでいきました。緑川ルリ子役の浜辺美波さんがとてもかわいく、かつ、かっこよかったです。そこから、話は進み、SHOCKERを創設した日本のある大富豪は、AIのアイ、ジェイ、ケイを生み出しましたことがわかります。彼は、「人類を幸福に導く命令」をアイ、ジェイ、ケイへ出してなんと自殺します。アイ、ジェイ、ケイはAIですから当然のごとく命令を遂行するために「絶望からの救済」を遂行します。そこで、この思想を危険視した政府の男・立花と情報機関の男・滝が、ルリ子と本郷の力を借りようと話を持ちかけてきます。政府の男2人が竹野内豊さんと斎藤工さんです。ちょっと反則級のキャストに喜ぶ私。こうして4人はアンチショッカー同盟を結びました。おっと、主役は池松壮亮さんです。ラストサムライに出ていましたね。オーグは3つあり、次はコウモリオーグ。バットビールスに感染したフリをしたルリ子と後から駆けつけた仮面ライダーの絶妙なタイミングでコウモリオーグも撃破。続いてのサソリオーグはバッタとは相性が合わないため、政府軍が撃退。この撃退シーンは仮面ライダーは当然出ませんが、サソリオーグ役の長澤まさみさんが出てきます。ある意味主役です。仮面ですが、長澤さんの張りのある声と抜群のスタイルでわかります。サソリオーグもぜひ堪能してください。次にハチオーグをルリ子が説得しようとします。しかし説得は失敗、なんと、撤退します。正義の味方が撤退とはと一瞬思ってしまいます、撤退は昔の仮面ライダーではありえませんね。そこは戦略的撤退、むしろ勇気ある選択だと感心しました。撤退中、ルリ子は自分が人工子宮から生まれた人型電算機であることを本郷に明かしました。ここでおしまいにしておきます。そのあとは劇場でお楽しみください。

感想

とにかく、大人の仮面ライダーであること。昔の仮面ライダーを知っていると、その系統や違いも思い出したりできます。仮面ライダー1号と3号。で、2号は?と思っていた疑問もこの映画で解決します。次に、ハッピーエンドといっていいかはさておき、ストーリーがわかりやすいこと。仮面ライダーを知らない世代の方も背景説明があるので楽しめますし、ドラマとして楽しめます。最後に、キャストが豪華であること。ドラマや映画で主役級の俳優さんたちが、バンバン出てきます。バッタの遺伝子をどうこう言っていた昭和・平成を経て、令和でより現実っぽく見えてきます。原作者の故石ノ森章太郎さんも喜んでいると思います。現代版の仮面ライダーここにありという感じの作品でした。メネシスを観に行った話は→コチラ

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