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コオロギを食す!!昆虫食はおいしい!?SDGsって?TBSラジオ番組パンサー向井♯のふらっと

今注目されている昆虫食について、TBSラジオ番組、パンサー向井♯のふらっとで放送された興梠(コオロギ)を食する話題ですが、聞いたことがあるかもしれませんね。最近、昆虫食が注目を集めています。その中でも、コオロギ食が注目されている理由を3つの見出しでまとめてみました。昔、映画の「ラストエンペラー」でコオロギのシーンを思い出したので、合わせて書いてみました。

1.栄養価が高い
コオロギは、たんぱく質、カルシウム、鉄分、ビタミンB群などの栄養素が豊富に含まれています。特に、たんぱく質の含有量が非常に高く、牛肉や鶏肉などと比べても負けないほどです。また、コオロギは脂肪分が少なく、カロリーも低いため、ダイエットや健康に気を遣う人にもオススメです。イナゴの佃煮を食べあことがある方は抵抗感なく食せると思います。子供のころ、親戚の家に泊まりに行き、「イナゴとってきたら佃煮にするよ!」と聞き、田んぼの畔道でイナゴをたくさんとった思い出がよみがえりました。なんともいえない味お、親戚と食べたのシーンを今でも思い出します。

2.環境に優しい
肉や魚の生産には多くの資源やエネルギーが必要ですが、コオロギは育成に必要な餌の量が少なく、二酸化炭素の排出量も少ないため、環境に優しい食材として注目されています。また、コオロギは繁殖力が強く、短い期間で多くの個体を生み出すことができるため、持続可能な食糧として期待されています。さらに、温度調節によって生産量を調整できるようですのでフードロスなどの無駄がありません。気候変動の影響を受けにくいというのは安定した供給が今後、期待できそうですね。まさにSDGs。

3.美味しい
最近では、コオロギを使った食品や料理が多数開発されており、その味や食感が評判になっていますコオロギ粉末を使ったパンやクッキー、コオロギの唐揚げなど、様々なメニューが登場しています。また、コオロギには独特の香りや風味があり、食卓を彩る新しい食材として注目されています。イナゴの佃煮などと食べた経験がある方は、先入観なく食することができそうです。昆虫専門館の紹介や、実際の昆虫を食する音=ラジオならではの音の魅力が紹介されていました。また、「タガメサイダー」などの紹介がありました。先入観を除いて、目をつぶって食した感想は音のみならではの伝わり方があり、目をつぶって想像してしまいました。(伝わりやすかったです。)

ちなみに

余談ですが、映画『ラストエンペラー』で描かれるコオロギのシーあるのをご存じでしょうか。映画『ラストエンペラー』は、実在した清朝最後の皇帝である愛新覚羅溥儀の生涯を描いた作品で、1988年に公開されました。この映画の冒頭には、コオロギを食べる溥儀のシーンがあります。坂本龍一さんも陸軍役で出演し、音楽も手がけているので、日本でも大変話題になりました。当時、レンタルビデオ屋さんで借りて、寝落ちし、2回借りたことを思い出しました。

溥儀の即位式のシーンで、ラストにつながる重要な伏線があります。即位の儀式に退屈して、じっとしておれない溥儀に、家臣の一人が、気を紛らわすために生きたコオロギを小さな筒に入れて渡します。

シーンでは、幼い溥儀が家庭教師から「コオロギは食べ物じゃない」と言われると、溥儀は「でも美味しいんだ」と答えます。そして、溥儀はコオロギを手にとり、そのまま食べてしまいます。

このシーンは、映画のテーマである伝統と現代性、そして東洋と西洋の対立を象徴してると聞いたことがあります。コオロギは、中国の伝統的な食材であり、溥儀がそれを好んで食べることで、彼が伝統に根ざした生き方を好んでいることを表しています。一方、家庭教師の発言は、西洋化が進む中国社会で、溥儀が抱える孤独や孤立感を示唆しています。

また、このシーンは、コオロギを食べることに対する社会的な偏見を問いかけるものでもあると思い貸すす。今日、コオロギは持続可能な食糧として注目されていますが、映画『ラストエンペラー』が公開された当時は、まだまだ一般的な食材とは言えませんでした。この映画は、コオロギを食べることに対する偏見を払拭するきっかけとなり、昆虫食の普及にも一役買ったと言われています。

※映画ラストエンペラーは溥儀の自伝『わが半生』を原作に、ベルナルド・ベルトルッチ監督脚本を兼任した。メインキャストである溥儀の青年時以降の役は、香港生まれの中国系アメリカ人俳優のジョン・ローンが演じました。(ウェキペディアから引用しました)

※コオロギを戦わせる遊びは中国の唐時代に始まり、宋時代に隆盛を極めたそうです。現在の中国では遊びとして楽しみ、多くの都市で闘コオロギが行われているようです。(昔は賭博として行われたそうで、今は禁止されています。)

まとめ

こおろぎ

コオロギは、栄養価が高く、環境に優しく、美味しいという魅力的な食材です。今後、コオロギ食がより普及し、持続可能な社会を実現するための貢献が期待されています。SDGS食品として今後普及してくるような予感がします。きっかけはダイエットや好奇心など、それぞれあるお思いますが、まずは手に取って、目をつぶって食してみてはいかがでしょうか。

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