テレビ朝日の「謎解き!伝説のミステリー」世の中の様々な「伝説」にまつわる謎を
現地取材をもとに解明!今回は、今注目の徳川家康!全国に散らばるお寺や神社をめぐり家康にまつわる15の謎を解き明かします。(番組紹介より)そもそも、神社と寺院の違いは?お参りするときの注意点はないか改めてまとめてみました。
1.神社とは
まず、神社は神を祀るために建てられた建物であり、古代から存在している宗教建築です。神社には神道という宗教があり、日本の国民的宗教の1つとされています。神道では、自然や祖先を含む様々な神々が存在すると信じられており、神社はその神々を祀る場所として位置づけられています。神社は神木や鳥居などのシンボルがあり、社殿と呼ばれる建物があります。社殿は、屋根が緑色の銅板で覆われ、周りに柵があり、拝殿という入り口があります。神社には祭神が存在し、祭神によって神社の名前や性格が異なります。神社には、祭典や祭礼があり、地域の祭りなどで活用されることが多いです。
2.寺院とは
一方、寺院は仏教寺院として知られており、イスラム教やキリスト教などにおける礼拝施設とその敷地を指す言葉であると同時に、仏教における寺とその境内を表す言葉です。仏教の修行や教育の場として建てられた建物です。仏教は、6世紀に日本に伝来し、神道とともに日本の宗教の基盤を築いたとされています。寺院には、仏像や仏具、経典などがあり、それらを用いて修行や瞑想が行われます。寺院には、僧侶が住んでいる場合があり、修行や布教活動を行っています。寺院は、塔や鐘楼などの建造物があり、中には観光地化されている寺院もあります。寺院には、法要や供養、葬儀などの儀式があり、地域の人々が利用することが多いです。
3.お参りするときの注意点
神社では、「二礼二拍手一礼」が基本。お賽銭を奉納した後に行います。二回礼をし、手を二回叩き、最後に一礼。手順が書いている神社もあればそうでない場合は、誰かやっているのを見て真似しましょう。お寺では、お賽銭を奉納した後、合掌。拍手はしません。拍手しても怒られることはありません(笑)「〇〇寺とあれば合唱」と覚えておけば恥ずかしい思いをすることはないですね。神社では、入口に「鳥居」があるので、二礼二拍手一礼と心の準備をした記憶と、「鳥居の真ん中は神様が通るから端を通りなさい」と言われた子どもの頃の記憶があります。鳥居をくぐった先の「参道」の脇に身を清める「手水舎」で手を洗い、さらに進んだ奥に神様が祀られている「本殿」をめざすのが一般的です。寺院は一般的に入口に「山門」があります。進むと仏陀を表す「塔」と仏像を安置する「金堂」などがあるのが特徴です。「伽藍」と「僧房」とに分けると、伽藍が、仏像などの礼拝を祀る場所で。お坊さんの住居です。ちょっとだけ神社とお寺の違いを意識して、バスツアーで日帰り観光した話、その名もミステリーツアーの記事は→コチラ
4.神仏習合について
あるあるですが、「神様仏様!!」と一緒にお祈りしたり、初詣は神社にお参りし、お墓参りは寺院にいくなど、身近であることが多いですが、これはいつからでしょうか。昔からはわかっていますが正解を聞いたことがいまだありません。神仏習合が誰によっていつから始まったかが定かではありませんが、1868年、王政復古の実現とともに、復古神道(ふっこしんとう)を基礎理念とした明治維新政府が発令したいわゆる神仏判然令(神仏分離令)によって神仏が分離されるまで、神仏習合した信仰や思想は、国民の間に広く浸透していたようです。日本に神様だけがいた時代に中国から仏教が伝来し、仏教や農業技術が発展したことは教科書では書いてありましたが、疫病や食糧難等の難題を当時の最先端の仏教徒が開拓や建築、医療なども含めて広めていった背景があるのかなと思います。当時の人々は、仏様も神様であり、一緒だという感じだったのではないかなと思います。どなたか歴史学者が誰によって神仏習合について定義したか発見してほしいですね。聖徳太子?行基?空海?最澄?あたりからでしょうか。。。仏教が定着するまでの時間もゆるやかにあると思われるので、もっと後かなとも思ったりします。皆さんはどう思いますか?最後まで読んでいただきありがとうございました。