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小野リサさん,

写真AC

2023年2月25日、渋谷Bunkamuraoオーチャードホール小野リサさんのコンサートが開催されました。渋谷駅から会場に行くまで様々な人々が行きかう中、会場につくと落ち着いた雰囲気の中で開始されました。

1.小野リサさんの略歴プロフィールや経歴を紹介

小野リサ(Lisa Ono、本名:小野里沙)は、1962年7月29日に生まの日本人のボサノバ歌手。幼少期をブラジルで過ごし、帰国後に音楽に興味を持ち始める。高校卒業後本格的にボサノバ歌手としての活動を始める。その後、アルバム『Catupiry』でデビューし、日本の音楽シーンにおいて、ブラジル音楽のカルチャーを広めるために活躍している。日本を代表するボサノバ歌手の小野リサさんが歌う『イパネマの娘』は、ボサノバの神様と呼ばれるアントニオ・カルロス・ジョビンの生誕80年を記念して収録されたものでとても有名で聞いたことがある方も多くいらっしゃると思います。ポルトガル語の原詞はヴィニシウス・ヂ・モライスが、英語詞はノーマン・ギンベル(英語版)がそれぞれ作詞。ビートルズの「イエスタデイ」などに次いで、世界中で多くカヴァーされたポピュラー・ソングの一つといわれ、ボサ・ノヴァのナンバーとしてはもっとも著名な曲です。なお、「イパネマ」とはブラジルのリオデジャネイロ市内に位置するイパネマ海岸のことです。

2.小野リサさんの代表曲、コンサートの感想

小野リサの音楽は、ブラジル音楽の中でも特にボサノバを得意とし、ラテン音楽やジャズ、ポップスなど様々なジャンルを取り入れた音楽性が特徴的である。また、その透き通るような歌声と優美な表現力が高く評価され、多くの人々から愛されています。代表曲には、『イパネマの娘』「Garota de Ipanema」「La Vie en Rose」などがあります。コンサートでは、代表曲はもちろん、だれもが知る曲をボサノバで披露してくれました。特に私には震災の復興曲のロコモーションが刺さりました!バンドメンバーも一体となったコンサートは最高でした。

3.小野リサさんのバックバンドの紹介

ドラム:斎藤 良さん  

最初は和太鼓で活動されていたとのことで、ジャズやブラジル音楽を中心に小野リサさんやorange pecoさんなど多岐にわたり活動されています。旅行好きとのこと。全体の音楽が調整されており、ドラムが目立ちすぎずに気持ちよく小野リサさんの声を引き立ててくれている方だと思います。

ベース:クリス・シルバースタインさん

ニューヨーク出身、1985年から来日、様々なジャンルのサポートメンバーとして日本の多くの歌手と共演しています。ジョギング好きらしいです。会場ではベースと同じくらい大きい方に見えました。

チェロ:伊藤ハルトシさん

3歳からチェロ・14歳からギターをはじめ、18歳からプロとして活動されています。クラッシックをルーツに現在はチェロとギターでポップスサポートやインストタル(歌 のない、 楽器 だけで演奏された 曲)、様々な分野で活動されています。セロギターの紹介を以前していました。ギターではあるが弓でも弾ける楽器やラップスチール(ハワイアン)バリトンギター(低い音がでるギター)弦が5本あるチェロ(低い音がでる)などを使いこなせる方です。

トロンボーン:和田光弘さん

とにかくかっこよかったです。もう一回言います。とにかくかっこよかったです。トロンボーンというと谷敬さんを思い出してしまう私ですが、音も、場に合わせた彼の演奏も素晴らしかったと思います。

Mitsuhiro Wada (amebaownd.com)

トランペット:ルイス・バジェさん

キューバ出身。とにかく明るく、力強い音楽を奏でていました。陽気なオーラが前面にでていました。力強い音でかつ、ゆったりと場をつくる彼のソロパートは一瞬で心を掴まれました。トランペットのバトル演奏なども過去にしているそうですが、演奏者によってはバトル相手をぶっ潰してしまうのですが、Valleさんは相手を尊重しながら一緒に盛り上げ最後をカッコよく決めてくれたそうです。小野リサさんのサポートメンバーになるべくしてなったと思いました。

フルート&サックス:グスターボ・アナクレートさん

ブラジル北東部ペルナンブーコ州オリンダ出身。幼少時よりギターを始める。 独学でサックスを弾き始めたそうです。2006年、日本に来日。現在東京に在住。 日本在住唯一のブラジル人プロサックスプレーヤーとして、その現代的な音色と個性的なインプロビゼーション、的確なスイングに注目を集めています。杏里、小野リサ、矢沢永吉など一流シンガー、ミュージシャンと共演。コンサートでは曲に合わせてフルートとサックスを使い分けていました。お見事としか言いようがありません。観客がどこで拍手していいのかわからないくらい演奏が曲と調和していました。

ピアノ:林 正樹さん

日本のピアニスト・作曲家。東京都生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。5歳よりピアノを始め、中学生の時にポピュラー音楽に目覚め、独学で音楽理論の勉強を始める。高校生の時にビル・エヴァンスが演奏する「いつか王子様が」に衝撃を受け、ジャズの道に進むことを決意、すぐにヤマハ音楽教室でジャズ・ピアノを教わるようになったそうです。高校三年生の頃には音楽学校メーザー・ハウスに通うようになり、大学進学後の2年目からは日本ジャズ界の大御所のピアニスト佐藤允彦に師事。大学在学中の1997年12月、伊藤多喜雄 & Takio Bandの南米ツアー(パラグアイ、チリ、アルゼンチン)に参加し、プロの音楽家としてのキャリアをスタートさせる。渡辺貞夫、小野リサ、菊地成孔、椎名林檎など、多岐にわたる様々なジャンルの音楽業界の重要人物のプロジェクトに参加しているジャズ・ピアニスト。多種多様な音楽的要素を内包したソングライティングと繊細さが融合した演奏スタイル、そしてその作曲・編曲能力は、ジャンルを超えて各界で高く評価されています。コンサートでは彼の手の動きに見とれてしまいました。手や腕ってこんなに動くんだなあと(笑)

今後の展望や今後の予定を紹介まとめ

小野リサさんは、現在もボサノバ歌手としての活動を続けており、数多くのアルバムをリリースしている。また、ツアーなどでも精力的に活動を展開し、日本をはじめ世界中で活躍しています。今後も、その優れた音楽性と、美しい歌声で多くの人々を魅了し続けることが期待されます。直近のコンサートがあると知りましたので、ご興味がある方は行ってみてはどうでしょうか。